SSブログ

あまりにも惜しい笹井芳樹氏の死 [STAP細胞]

笹井芳樹氏。
理研の副センター長。


小保方晴子氏の直属の上司として
STAP細胞論文のブラッシュアップを担当。
共同執筆者にも名を連ねました。


4月に行われた笹井氏の会見では
このSTAP細胞論文にかかわったのは
最後の2か月強だったと述べていました。


最初は笹井氏がいなく、何度か有力サイエンス誌への掲載を
試みていましたが、うまくいかなかったので
細胞研究の世界的権威である笹井氏に参加してもらおうと
いうことになったようです。


笹井氏は山中教授がiPS細胞を発表するまで、
日本では第一人者と言われていたそうです。
京都大学医学部を主席で卒業、
36歳という異例の若さで京大教授に就任しています。
まさにエリート中のエリートです。


ところが山中教授がiPS細胞を発見し、
ノーベル賞を受賞したことで、
笹井氏は第一人者としての評価を得られなくなりました。
これは大変に悔しいことだっと思われます。


笹井氏が、世間の注目を集めるために、
女性の研究者を担ぎ上げようと考えたという話があります。
小保方氏以前にもほかの女性研究者に
「研究を手伝ってあげる」と近づいたという話もあります。


STAP細胞論文への参加は、まさに
渡りに船だったのかもしれません。


また、ピンクの研究室、割烹着は笹井氏による
戦略だとのうわさもあります。


一時は大成功と思われたSTAP細胞論文の発表。
笹井氏はさらに、iPS細胞よりもSTAP細胞が優れているという
資料を作り、記者に配るなどしたそうです。


それが一転、世界3大不正論文と言われるほどの
不備・不正が発覚してしまいます。


小保方晴子氏はハーバード帰りの極めて優秀な研究者との
評判だったそうです。
また、若くチャーミングな彼女に、
笹井氏もメロメロになってしまったのではないでしょうか。
研究者として大きな欠陥があるとは夢にも思わなかったかもしれません。


週刊誌やテレビは、小保方氏と笹井氏に何か深い関係があったのでは?
と勘繰り、いろいろ書き立てる事態となりました。


また、笹井氏の持つ利権など(資金調達もうまかったようです)についても
かぎまわられていたということです。


何より、若いころから超エリート、ノーベル賞をとるのでは?といわれた
研究一筋の笹井氏は、今後自身のかかわる論文が
信用をもって迎えられなくなることや、プライベートについて面白おかしく
語れらることや、理研での待遇(辞意を受け入れられなかった)などに
耐えられなくなってしまったか、


2014年8月5日 午前、理研内で首を吊った状態で発見されます。


世界的な研究者だった笹井氏の自殺は、
海外でも大きく報道されたようです。


問題を見抜けなかったのは落ち度でしょうが、
あまりにも惜しいと思います。


皆さんはどう思いますか?
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。